School of Special Needs Education Attached to Faculty of Education, Okayama University
 
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お知らせ

 令和5年度進路の手引きのデータを更新しました。よろしければご覧ください。(2023/06/01)
 
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進路指導の基本的な考え方 (「進路指導のとらえ」 2002, 研究紀要第14号)

「一人一人が高等部卒業後の生活を豊かに,そして,社会に積極的に参加していく」という願いを達成させていくために,生徒自らが進路を選択し,決定できる力や,自分の生きがいを見付け,深くかかわろうとする意欲を育てる指導です。これらの指導は,学校の教育活動全体を通して,計画的,組織的に展開されていくものです。
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進路指導の方針

小,中,高等部で大切にしていること(「進路指導のとらえ」 2002, 研究紀要第14 号)

小学部,中学部
  • 基本的な生活習慣を身に付ける
  • 意欲的に取り組める活動を身に付ける→意欲的に取り組める活動を増やしていく
  • 人と楽しくかかわる経験を積む→人との適切なかかわり方を身に付ける
  • 集団で楽しく活動する経験を積む→集団の中での所属感や役割意識をもつ

高等部
  • 基本的な生活習慣を確立し,自分の生活を主体的に組み立てていく
  • 自分の適性を知り,卒業後の進路を具体的に考えていく
  • 他者の気持ちや立場を考え,適切な人間関係を築く
  • 集団の中での自分の役割を理解し,任された仕事を責任をもってやり遂げる
  • 働くことの意味や価値を知り,職業についての知識を深める
※ 小学部,中学部で大切にしていることは,教育活動全般で大切にしていることであり,その積み上げが高等部の進路指導につながっていくととらえる。そして,高等部では,卒業後 の生活に直結する職業への意識について項目を追加した。