岡山大学教育学部附属特別支援学校

  10月19日（木）～20日（金）に，小学部２組の宿泊学習がありました。
  木曜日の授業が終わると，夕食の材料を買いに行き，カレーを作りました。みんなで分担して野菜を切ったり，順番に鍋の中の具材を炒めたり混ぜたりと，協力して活動する様子が見られました。完成したカレーは少し熱かったですが，みんなおいしそうに頬張り，おかわりもしていました。


  夕食を食べた後は，のびのびルームやあおぎりハウスで遊びました。普段とは雰囲気の違う夜の学校で，友だちや先生と楽しく過ごしました。その後は順番にお風呂に入り，寝る準備に取り掛かりました。布団を敷くときにも，友だちの分の布団や枕を配ったり，友だちと協力してシーツを掛けたりと，お互いに助け合う姿が見られました。


  ２日目の朝が来ると，眠そうにしながらも布団の片づけや着替えをテキパキとこなし，朝食作りに取り組みました。朝食のピザはこれまでの生活の学習でも作ったことがあり，慣れた様子でトッピングを選び，オリジナルピザを作ることができました。朝食を食べた後は，自分たちが使った部屋を協力して掃除し，教室に戻りました。


  こうして無事宿泊学習を終えた２組のみんなに，最後に「お泊まりどうだった？」と聞くと，「楽しかった！」「またみんなでお泊まりしたい！」との声が聞こえてきて，表情からも充実した２日間を過ごせたことが伝わってきました。２日間を通して，６人で力を合わせて頑張る姿がいろいろな場面で見られ，とても実のある宿泊学習になりました。